日本ビジネスオブジェクツは9月6日、ユニリーバ・ジャパンが統合ビジネスインテリジェンス基盤「BusinessObjects XI Release 2」を導入したことを発表した。
新システムでは、これまで分断されていた複数のデータソースをDWH(データウェアハウス)に統合。ユニリーバ・ジャパンから卸、そして卸から小売に至るまでの販売・在庫情報を分析できるようになった。これにより、営業担当者はウェブ上でBIツールを操作し、卸の在庫量や小売店への販売額などを分析できるようになったという。
これまでユニリーバ・ジャパンは、営業担当者がMicrosoft AccessやExcelから個別にデータを抽出し、データの一次加工、二次加工に多くの時間を費やしてきた。新システムの稼働でこうした時間を減らし、5割以上の時間をデータ分析に充てられる環境を目指す。