NTTデータは9月7日、2006年9月から順次、首都圏の拠点を本社所在地の豊洲(東京都江東区)に集約することに伴い、IP電話機1万5000台、無線アクセスポイント1000を有する国内最大級のデータ・音声統合無線IPネットワークを構築したと発表した。
このネットワークは、統合IPネットワーク上でデュアルモード携帯端末、独自開発の統合プレゼンスシステム、およびIP電話運用管理システムと社内のポータルシステムを連携させ、電話の利便性向上と運用管理の簡素化を実現したという。
9月1日から全社での運用が開始されている。
NTTデータでは、このネットワーク構築で得たノウハウをベースに「VANADIS統合IP電話」として商品化し、販売を開始する予定だ。