SAPジャパンは9月14日、SAPジャパン・ユーザー・グループ(JSUG)がJ-SOX(GRC:ガバナンス、リスク、コンプライアンス管理)部会を発足したことを発表した。
新部会の発足は、2008年が初年度適用となる金融商品取引法(日本版SOX法)に向けて、従来から実施してきたIT全般統制や業務処理統制、およびリスク管理全般に関する情報共有や教育活動をさらに強化することが目的。
SAPジャパンは、顧客企業におけるGRCに関わる課題解決に役立つ新製品・サービス情報、トレーニングおよびアップグレード情報を定期的に提供する。
またSAPジャパンでは、J-SOX(GRC)部会を立ち上げることで、あらゆる業種のユーザー企業のIT部門に加えて、財務部門や企画部門、経理部門、人事部門、リスクマネジメント部門、監査部門などからの参加が可能となり、JSUGのさらなる活性化が期待されるとしている。
JSUGは1996年に設立。現在の会員数は323社で、業種や業界をまたいだ領域別部会が27、ウェブ上のJSUG登録者は約3000人に達している。