ウイングアーク テクノロジーズは10月5日、IBMの統合アプリケーションサーバ「IBM System i」ベースのアプリケーション環境向けの帳票ソリューションを発表した。
ウイングアークは、順次System iを正式サポートするソリューションを市場に提供する。第1弾として、System iと連携するパック製品「SVF(Super Visual Formade) for System i」の標準版/拡張版2製品の出荷を11月30日から開始する予定だ。
SVF for System iは、System i環境下でオープンな帳票システムを実現するソフトウェア。標準版は、System iのスプールファイルの仕組みに対し、プログラムの修正なしにSVFの各種印刷機能を実行できるパック製品。一方の拡張版は、スプール管理機能を搭載したエンタープライズパックで、System i上で一括して帳票運用の集中管理が可能になる。
標準価格(税別)は標準版が1CPU240万円から。拡張版が1CPU360万円から。
続けて、2007年2月にSystem iからのネイティブな帳票出力環境をサポートする製品をリリースする計画という。