プラネックスコミュニケーションズ(久保田克昭社長)は、社内ネットワークをブラウザで監視するサーバー「監視万能for compliance」4製品を11月上旬に発売する。
「監視万能for compliance」は、ネットワークを流れるデータをチェックするサーバーで、メッセンジャーやメール、ウェブ閲覧、FTP、TELNETなどの通信をモニタリングできる。LANケーブルを接続するだけで設置は完了し、設定も運用管理もブラウザで行える。金融庁がまとめた内部統制基準案のうち、”モニタリング”に該当する製品で、各種ログの取得や、集約、管理することにより不正行動の抑止・監視を実現し監査を整備する。
モニタリング数によって、4製品をラインアップした。モニタリング数が50ユーザー程度用の「KBC−50」、150ユーザー程度用の「KBC−150」、500ユーザー程度用「KBC−500」、1000ユーザー程度用「KBC−1000」を販売する。
価格はすべてオープン。実勢価格は「KBC−50が100万円前後、「KBC−150」は200万円前後の見込み。KBC−500」、「KBC−1000」は導入者ごとに個別に見積もる。また、07年3月末まで購入したユーザーに対して、1年間のオンサイト保守がサービスとなる「日本版SOX法導入キャンペーン」も実施する。