オープンソースソフト(OSS)によるASPサービスとシステム構築を手がけるワイズノットは10月12日、デジタルガレージグループと資本提携したと発表した。ワイズノットが、デジタルガレージ傘下の投資ファンドを引受先として、第三者割当増資を実施した。
増資の引受先となったのはデジタルガレージの100%子会社で、新規事業開発と戦略的投資を手がけるDGインキュベーション(DGI)が運営する「DGニューコンテクストファンド投資事業有限責任組合」。同ファンドでは、ワイズノットの発行済み株式の2.5%を保有する。
DGニューコンテクストファンドは、DGIと日本アジア投資(JAIC)が立ち上げたコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)。今回の資本関係を通じて、ワイズノットに企業運営や株式公開のノウハウ、ネットワークを提供し、経営支援を行っていくとみられる。
ワイズノットでは、調達資金をもとにOSS関連事業の活性化と拡大を図るとしている。