ヴイエムウェアは10月24日、物理マシンおよびヴイエムウェア仮想フォーマット、サードパーティイメージフォーマットなどのソースから、VMware仮想マシンを容易に生成する変換ツールの新版「VMware Converter 3」を発表。ベータ版の無償ダウンロードを開始した。
VMware Converter 3は、物理マシンから仮想マシンへ、また仮想マシンから仮想マシンの変換を高速かつ確実に実行するツール。新版では、ソースマシンの稼働中に変換を行うゼロダウンタイム変換、リモートコンソールからマシンをクローンするリモートクローニングなどの新機能を搭載。
既存の2製品「VMware P2V Assistant」と「VMware Virtual Machine Importer」を統合したことで、物理マシンと仮想マシンをVMware仮想マシンに変換するプロセスの簡素化が図られている。VMware Converter 3の主な機能は、以下の通り。
- Windows XP、Windows Server 2003(どちらも64ビット版を含む)、Windows 2000、Windows NT 4 SP4+が稼働する物理マシンからVMware仮想マシンを生成
- 旧VMware仮想マシンフォーマットを新VMware仮想マシンフォーマットへインポート
- Microsoft Virtual Server、Microsoft Virtual PC、Symantec Backup Exec System Recoveryを含むサードパーティフォーマットから仮想マシン生成
- テスト、開発、本番の各種環境間で仮想マシンを移動
- 仮想マシン アプライアンスの膨大なディレクトリから新たな仮想マシン環境を迅速に利用可能
製品版の提供は今後6カ月以内に開始される予定。