日本ユニシスとインフォマティカ・ジャパンは10月25日、データ統合ソフトの販売についてパートナー契約を締結すると発表した。インフォマティカが提供するデータ統合ソフト「PowerCenter」を利用したシステムを開発し、日本ユニシスが販売する。
PowerCenterは、テーブル定義やビジネスロジックをメタデータとして一元管理する。マルチスレッドによる大量データの高速処理や、GUIによるノンプログラミング環境でのデータソースの定義、抽出、加工などが特徴。部分最適なシステム構築の繰り返しで複雑化、散在したデータを統合する、といった用途に向ける。
日本ユニシスはすでに、PowerCenterを利用して通販大手セシールの電子商取引(EC)サイト向け商品情報統合データベースを構築しており、今回はその実績をもとに協業を行う。
日本ユニシスのシステム構築のノウハウと営業力、インフォマティカのデータ統合分野でのノウハウを組み合わせるという。日本ユニシスは3年間で20ライセンスの販売を目指す。