デル、野村総合研究所(NRI)、MySQLの3社は11月16日、オープンソースソフトウェア(OSS)のソリューションパッケージの提供を開始し、OSSの検証・サポート体制の確立、共同セミナーの開催などにより、OSSソリューションの需要創出と導入促進を共同で推進すると発表した。
3社は、デルのx64サーバ「PowerEdge(パワーエッジ)」シリーズや「Dell|EMC」ストレージに、オープンソースのデータベース(DB)であるMySQLのサポートサービスの年間サブスクリプションをバンドルしたモデルを、「オープンソースDBサーバ・モデル」として同日から提供する。価格は40万2465円から。
ハードウェアのサイジングやシステム設計、インフラ構築は、デルの技術コンサルティング部門であるデル・プロフェッショナル・サービス事業部(DPS)が行い、OSSミドルウェアのシステム構築や保守サポートサービスは、NRIオープンソースソリューションセンター(OSSC)が中心となって提供する。MySQLは、MySQLデータベースの構築の技術的なバックエンドサポートを提供する。DPSを通じて販売する。
3社は今後、サーバ(インテル/AMD)やストレージなどのハードウェアに、Windows/Red Hat/FreeBSD/MIRACLE LINUXなどのOSを組み合わせたOSS活用による最適なシステムを提案していく。