日本BEAシステムズとオムロンソフトウェアは12月19日、無線ICタグ(RFID)分野で協業体制を強化すると発表した。
両社は、RFID関連製品の販売や提案、構築を含むトータルソリューションの共同提供に取り組む。検証済みの製品や支援サービスを利用することで、「(企業は)これまで多くの時間を費やしていた開発や実証のフェーズを、効果的に実施することが可能になる」(両社)。
具体的には、日本BEAのEPCglobal準拠製品とオムロンソフトウェアの組み込み制御技術などを組み合わせ、RFIDシステムの提案から構築、設置、運用サポートに至る総合的なサービスを提供する。RFIDリーダ/ライタやプログラマブルロジックコントローラ(PLC)用のドライバも共同開発する。
また、オムロン製機器などに対するRFID向けサーバソフト「BEA WebLogic RFID Edge Server」の組み込みでも協力する。