プラネックスコミュニケーションズ(久保田克昭社長)は、SIPゲートウェイ機能を搭載した無線LANルータ「BRC-W14VG-SS」を1月中旬に発売する。価格はオープン。実勢価格は3万7000円前後の見込み。おもに法人を対象に同社直販サイトやプラネックスの販売代理店を通じで販売する。
IPネットワーク上で電話の呼び出し設定などを行うことができるプロトコル「SIP(Session Initiation Protocol)」のゲートウェイ機能を使って、IP電話などと組み合わせて簡単に内線電話を構築することができる。
IP電話は固定型や携帯型、パソコン用のIP電話ソフトなど複数のタイプを使用可能。支店や店舗ごとに設置すれば、インターネット経由での内線電話の構築も行える。また、プラネックスのIP電話サービスを利用すれば外部の電話からの着信や発信もできる。
本体はネットワーク接続をはじめ、VPN(仮想私設網)ゲートウェイ機能、NAS機能、VRRP機能、プリントサーバー機能、IPV6ブリッジなどに対応した高機能の無線LANルータとして利用することもできる。サイズは幅30×高さ200×奥行き150mm。