ブロケード コミュニケーションズ システムズはこのほど、ニフティが同社のSANルーティングスイッチ「SilkWorm Multiprotocol Router(MPR)」を採用したことを発表した。
今回の採用は、サービス利用者の増加や光環境への移行による帯域幅やデータ容量の増大に対処するために実施された。システム導入によりニフティは、データセンター内に点在していたSANアイランド(小規模な独立したSAN環境)を統合。さらにブロケードのFC(ファイバーチャネル)ダイレクタ「Silkworm48000」を使用し、新規ストレージ、サーバの追加を容易にするコア-エッジ型SANの導入を完了した。
今後、今回の統合プロジェクトで整備されたストレージインフラを基盤に、ビジネス継続/ディザスタリカバリのためのシステム再構築プロジェクトを開始する予定だ。