富士通と富士通長野システムエンジニアリング(FNS)はこのほど、自動車部品サプライヤー向けの環境情報管理システム「PLEMIA/ECODUCE Automotive Edition (プレミア/エコデュース オートモーティブ エディション) 」の出荷を開始した。
同システムでは、部材の化学物質含有量などの環境データの一元管理が可能。日本自動車工業会のグリーン調達のための統一調査データシートに対応するため、環境配慮型製品設計やグリーン調達調査・報告の効率化を実現できる。
また両社は、欧州ELV指令に対応する自動車部品の材料および含有物質データベース「IMDS(International Material Data System)」に対応するオプション製品「PLEMIA/ECODUCE Automotive IMDS Option(アイエムディーエス オプション)」の出荷も開始する。
価格は、PLEMIA/ECODUCE Automotive Editionが600万円より。PLEMIA/ECODUCE Automotive IMDS Optionが300万円より(いずれも税別)。今後3年間で500ライセンスの販売を目指す。