NRIセキュアテクノロジーズは2月28日、同社のアクセス制御・監査ツール「SecureCube/Access Check」をRed Hat Enterprise Linux ES Version3.0に対応させたことを発表した。3月7日から発売する。
SecureCube/Access Checkは、情報資産を管理するサーバがあるネットワークと、システムの開発・運用者が通常作業を行うネットワークとの間に「Access Checkサーバー」を設置することで、システム開発・運用業務におけるアクセス一元管理を強化する。SecureCube/Access Checkを活用することにより、サーバへのすべてのアクセスを監視し、アクセス制御やアクセスログ(アクセス記録・全文ログ)を取得できる。
これまで同製品を導入するためには、NetBSD OSと特定のハードウェアが必要だったが、これにより利用可能なハードウェアが拡大した。また、現在の「アクセス申請・承認機能」や「月次レポート機能」を日本版SOX法の動向に合わせて拡張するなどの機能強化を行い、ユーザー企業の内部統制の高度化に貢献できるように、改良を継続していくとしている。
価格は、1ライセンスあたり485万円から。今後2年間で400ライセンス出荷を目指す。