サイオス、Solaris/SPARCサーバ上のソフトをLinuxへ移行する新サービス

ニューズフロント

2007-03-12 16:54

 システム構築のサイオステクノロジーは3月12日、Solaris/SPARCサーバ上のアプリケーションソフトをLinuxサーバへ移行する新サービス「Virtual LSS Solaris 2 Linux」を同日より開始すると発表した。米Transitiveの移行支援ソフト「QuickTransit」を利用。低コスト、短期間での乗り換えを可能にするという。

 Virtual LSS Solaris 2 Linuxは、Solaris/SPARCサーバの診断と、Linuxサーバへの移行の2段階に分けて提供する。

 診断サービスでは、顧客企業が使っているアプリケーションの情報や、既存の動作環境について聞き取りを実施。サイオスの用意したLinuxサーバへ移行を試み、事前検証結果の一次レポートを作成する。この段階で動作不能と判断した場合、原因を調査し、追加料金で対策の立案を行う。

 移行サービスでは、Red Hat Enterprise Linux基盤のサーバ環境構築と初期設定を実施。QuickTransitでアプリケーションを移行させ、そのレポートを作成する。なお診断サービスで動作不能と判断した場合は、環境のカスタマイズ後に移行させる。

 このほか大規模システム向けに、コンサルティングや移行計画の策定、作業完了後の運用、保守も請け負う。

 料金は診断サービスが10万円から、移行サービスが20万円から。診断、移行に加えコンサルティングなどを提供する大規模システム向けサービスが50万円からとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]