アルファシステムズは、自宅など社外から安全に社内システムにアクセスできるテレワーク専用ソフトウェア「alpha Teleworker 2007」の出荷を4月9日から開始した。
同製品は、CDブート型シンクライアントシステムとして提供される。社内で普段利用しているPCの画面をインターネット経由で社外から操作できるため、会社の中にいるのとほぼ同じ環境を実現できるという。
また、「正規システム認証」と呼ばれる方式でによって不正アクセスを防止する。正規システム認証では、クライアント端末と認証ゲートウェイ間でクライアントCDの構成情報を交換することで、オリジナルCD からのアクセスであるかの判断をすることになる。また、VPNを利用することで、社外PCと認証ゲートウェイ間の情報は暗号化されるという。
e-Japan戦略IIでは、2010年までにテレワーク就労者が就業人口の2割を占めることを計画している。