日本NCRは4月24日、2007年4月19日に開催された取締役会において、代表取締役の異動について決議したことを発表。2007年5月1日付けで、新しい代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)に三ツ森隆司氏が就任することを明らかにした。
三ツ森氏は、2006年5月1日に日本NCRに入社。執行役員副社長として流通システム本部を指揮し、2桁成長を達成。2002年以降、大きく下降線をたどっていた同社の業績をV字回復させることに貢献した。
同氏は、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、電通国際システム(現電通国際情報サービス)を経て、1997年コンパック・コンピュータ(現日本ヒューレット・パッカード)の要職を歴任。
その後、1998年にコンピュータ・アソシエイツ・インターナショナル(CA)の日本代表であるコンピュータ・アソシエイツの代表取締役社長に就任。日本・韓国地区ゼネラルマネジャーとして、1999年から2002年にかけて同社の売上を3倍に伸ばした実績がある。
なお、現在の代表取締役社長兼CEOである細井英樹氏は、取締役会長に就任する。