マイクロソフトと日本NCRは4月13日、ビジネスインテリジェンス(BI)分野の営業およびマーケティング活動で協業すると発表した。今後はマイクロソフトの「SQL Server 2005」と日本NCRの「Teradata」というデータベース製品を組み合わせ、企業向けBIシステムを提供していく。
この協業にともない、マイクロソフトは2007年上半期中に、「SQL Server 2005 Analysis Services」からTeradataのメタデータを直接読み取り可能とするデータプロバイダを提供する。同データプロバイダを使うと、Teradataに対するデータのリアルタイム出力が高速に行えるようになり、両社ではウェブレポートやExcelなどのOffice systemからの容易なデータ活用を実現するエンタープライズBIシステムを、短期間で構築できるようになるとしている。
また両社は、展示会への共同出展、共同セミナーの開催、デモンストレーション施設運営、販売員向けトレーニングなども行う。