ウイングアークテクノロジーズは5月9日、業務で使うPDFデータの集中管理システムを発表した。同社の帳票開発ツール製品「Super Visual Formade(SVF)」と、日本IBMの電子帳票管理ソフト「IBM Content Manager OnDemand」を連携させ、PDF文書管理システムを構築する。
このシステムは、業務で発生する帳簿、伝票、請求書、管理帳票など、PDF形式の各種文書を対象とする。ウイングアークでは、「SVFで生成されるPDFデータを効率よくIBM Content Manager OnDemandに格納し、集中管理することで、業務効率の向上を図る」としている。
IBM Content Manager OnDemandは、参照権限の設定や大容量データの格納が可能なうえ、PDFデータから自動的に検索用インデックスを抽出するため、セキュアな環境で大量のPDFデータを簡単に一括集中管理できるという。
また、ウイングアークと日本IBMは、同システムに関するセミナーを共同で開催する。