日商エレクトロニクス、日米政府の海上コンテナ追跡システム実験に協力

ニューズフロント

2007-05-18 17:36

 日商エレクトロニクスは5月18日、国土交通省と米国の国土安全保障省(DHS)が実施中の海上貨物追跡タグシステム実証実験において、機器評価やインフラ構築/運用で協力していると発表した。

 この実験は、DHSが検討中の海上コンテナ向けセキュリティ技術「Marine Asset Tag Tracking System(MATTS)」の検証などを行うもの。海上輸送コンテナに無線ICタグを取り付け、地球規模のコンテナ追跡を可能にするという。

 米国の船会社American President Linesが協力し、横浜港のターミナルからカリフォルニア州サンペドロ港を経由し、イリノイ州シカゴまでのコンテナ輸送で実験する。すでに第1回の輸送を4月28日に開始し、8月ごろに実験を終える予定。

 日商エレクトロニクスは、日本側の機器評価、ネットワーク/管理用サーバといったインフラの構築および運用で協力する。

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