エス・アンド・アイ(S&I、松本充司社長)は5月22日、サーバー統合や仮 想化に向けて、ユーザーのIT環境を事前に調査・分析する「サーバー統合アセ スメントサービス」を開始したと発表した。
企業内に分散・非効率化しているサーバーの最適化を目指し、サーバーの統 合や仮想化ソリューションの導入を検討している法人向けのサービス。専門的 スキルを持ったシステムエンジニアがITインフラの状況確認や現状確認を行い、 専用ツールを用いて、調査対象になるサーバーの稼動状況を把握するためのデー タを収集・解析する。その調査結果を元にサイジングやTCO/ROI削減の観点で 報告書をまとめて提出する。
エス・アンド・アイは、ヴイエムウェアの「VMware 認定コンサルティング パートナー(VAC)」や、日本IBMの「System x バリューパートナー」に認定 されており、新サービスでは、VMware Capacity Planner やIBM CDAT(Consolidation Discovery and Analysis Tool set)といった高度なデータ収集ツー ルを用いる。
調査から報告までの期間は2週間ほど。価格は1サイト、1セグメントで70万 円。オプション価格は、1サイト追加が10万円、1セグメント追加が5万円。