リアルコムは5月23日、三菱UFJニコスが同社のエンタープライズコンテンツマネジメント(ECM)製品「REALCOM KnowledgeMarket/HAKONE」を導入し、全社約9000人を対象とする新たな情報共有基盤を構築したことを発表した。
三菱UFJニコスでは、UFJニコスとDCカードの合併を機に、情報の散在の解消と情報共有基盤の刷新を目的に同製品を導入。ワークフローなど一部機能を除き、情報共有の場をLotus NotesからHAKONEに切り替えた。
具体的には、Notes上の情報の棚卸しを行い、重要な文書を約17%に絞り込み、HAKONE上に全社員、部門ごとに必要とされる情報に整理し直して再配置した。
移行により、情報の一覧化、検索機能の充実、使いやすさの向上といった効果が見られた。また、利用者が必要とする情報を明らかにするため、文書ごとに閲覧者や閲覧人数がわかるようになり、内容に関するフィードバックも可能になった。