富士通は5月24日、富士通アクセス(武市博明社長)、富士通デバイス(和 田邦彦社長)、富士通ワイヤレスシステムズ(鈴木良明社長)の3社を、株式 交換で完全子会社化すると発表した。
富士通アクセス株式1株に対し0.86株、富士通デバイスの株式1株に対し2.7株、富士通ワイヤレスシステムズの株式1株に対して13.36株の富士通の株式を 割り当てる。6月下旬に開催する各社の定時株主総会で承認を受けたうえで実 施する。
株式交換の効力発生日は8月1日。今回の株式交換により、富士通アクセスと 富士通デバイスは、07年7月26日で上場を廃止する。富士通では子会社化する3社の株主に対し、合計3431万9427株の富士通の株式を割り当て交付する予定。