日本ユニシスは5月29日、大規模ウェブアプリケーション開発用フレームワーク製品「MIDMOST for Java EE」の販売を開始した。
MIDMOST for Java EEは、Java Enterprise Edition仕様準拠の統合フレームワーク。JBossやBEA WebLogic Serverといったアプリケーションサーバに対応している。
コーディング規約やネーミング規約などの各種開発規約と、開発プロセスのガイドラインを用意し、標準的な開発モデルを提示する。開発モデルは、業務や対象システムに合わせてカスタマイズできる。
大規模な業務システムを想定しており、画面表示部品や業務ロジック呼出制御、データベースアクセスなどの共通APIなど、機能を共通化している。また、システムの開発効率を高める支援ツールや、設計書用テンプレートも備える。
日本ユニシスでは、MIDMOST for Java EEと関連サービスを合わせ、5年間で約200億円の売り上げを見込む。