三菱自動車、GXSの「Managed Services」を採用--BtoB電子商取引活用で受発注業務を効率化

CNET Japan Staff

2007-06-25 22:34

 GXSは6月25日、三菱自動車工業が、GXSの「Managed Services(マネージド サービス)」を採用したことを発表した。三菱自動車は2007年4月より、欧州の複数の提携先との間で受発注情報や調達情報の交換に同サービスを利用している。

 これまで三菱自動車では、データ変換や通信に必要なソフトウェアを自社の情報システム部門で開発してきた。しかし、初期開発、維持管理や機能拡張に多くのリソースが割かれる点が課題となっていた。さらに国や企業により、フォーマットやプロトコルが異なるため、個別の対応への負担が増大する傾向にあった。

 こうした課題を解決するために三菱自動車では、オンデマンドサービスであるGXS Managed Servicesの導入を決定。ドイツ向け、フランス向けとシステムを稼動し、取引先企業からも迅速かつ正確な情報共有が実現したことが評価されている。

 GXS Managed Servicesの導入により、市販の専用ソフトウェアを導入するのに比べ、年間あたりの負担コストを数分の1~10分の1程度に抑えている。また、自社ならびに提携先の情報システムに一切負担をかけることなくデータ交換と情報共有を実現している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

  3. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  4. ビジネスアプリケーション

    AIの投資対効果を最大化する「先導者」の存在--企業に求められる戦略策定能力

  5. ビジネスアプリケーション

    「AIエージェントによる顧客サポート」など10選、セールスフォースが示す最新のデータ活用法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]