NTTファシリティーズは6月29日、データセンター環境構築事業の受注体制を強化するため、「データセンター環境構築本部」を7月2日に発足させると発表した。本部長には、取締役営業本部副本部長を務める小泉泰之氏が就任し、金融・証券・サービス業などを主なターゲットに営業活動を展開する。
同事業では、データセンターの建物・空調システム・電源システムなどファシリティの新設から監視・保守までを一貫してサポートする。
現在、企業経営の観点から事業継続性、リスクマネジメント、ICT技術の対応が重要視されていることから、データセンターの需要が増加している。また増加し続けるIT機器の消費電力に対して地球環境に配慮した建物、設備およびエネルギーのプランニング対策の要求が高まっている。
NTTファシリティーズはこれまでの経験と国内のデータセンター環境構築関連の30%以上に携わってきた実績をもとに、地球環境と企業経営に貢献する「Green Integration」のソリューションの一つとして、次世代のデータセンター環境構築のデザイン・構築・運用・改善までを総合的に管理するサービスを基幹事業として国外も見据えて拡大・発展を目指す。