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Linuxでゼロから作るメールサーバ--第7話:DNSサーバの設定 - (page 2)

サイオステクノロジー Linuxシステムテクノロジー部

2007-07-17 13:01

先輩:しょうがない、付き合うか。早速だが、「スレーブサーバ」はどうするんだ?

赤:「スレーブサーバ」? 何ですかそれは?

先輩:これから設定するサーバは「マスターサーバ」もしくは「プライマリサーバ」と呼ばれるんだ。つまり、主役となるDNSサーバのことだな。このサーバの負荷が高くなったり、障害が起こったりでサービスが止まってしまったときに、代わりに働いてくれるサーバーをスレーブサーバとかセカンダリサーバと呼ぶんだよ。

赤:つまり、補欠選手というか代打選手とか、そんな感じなんですね。

先輩:そうだ。DNSサーバがそれだけ重要だってこともわかるだろ。

服:スレーブサーバですが、契約しているプロバイダにセカンダリサーバサービスがあるので、それを利用します。

先輩:さすが。服部は抜かりないな。

服:赤井、設定始めるぞ。まずDNSサーバ用の「bind」というパッケージ(プログラムのセット)があるかどうか確認してくれよ。

赤:どうすればいいの?

服:「rpm」コマンドで確認するんだ。

07-01 「rpm」コマンドを使って、bindのパッケージを確認。(赤枠内をコマンドとして入力)

服:先輩、パッケージはこれで問題ないですか?

先輩:問題なし!

服:次に、正引き用と逆引き用のゾーンを設定しますね。/etcディレクトリにある「named.conf」というファイルがDNSサーバの設定ファイルになるんだったな……。標準で用意されているこの設定ファイルではルートゾーンやローカルホストの正引き、逆引き等についての設定が既に済んでいるようなので、追加する部分は われわれが取得した「eo3ke.com」の正引きと逆引きの設定の記載だけで良さそうです。

先輩:“/etc/named.conf”の最後の方の「zone "eo3ke.com"」と「zone "x.0.1.in-addr.arpa"」の部分を君達のドメイン用に付け足したわけだな。まあ、ルートゾーンはDNSの動作に必要なルートサーバを定義したファイルだから、 OSに用意されているファイルをそのまま使えば問題ない。ローカルゾーンについても、もともと用意されているから問題はないようだ。

07-02 「/etc/named.conf」ファイル。赤枠内を自分たちのドメイン用に付け加えた。各設定内容(行末にカッコ付きの数字があるもの)の詳細については、下表を参照。

(1)
再起問合せできるホストを制限
(2)
bind のバージョンを特定されないように、固定文字列を設定
(3)
回送先DNSを指定(問合せの反応を速くでき、ネットワークへの負荷を下げることができます)
(4)
管理するゾーン名を指定
(5)
マスターサーバの場合に指定
(6)
対応するゾーンデータベースのファイル名
(7)
ゾーンデータベースのネットワーク経由での更新がされないように、“none”を設定
(8)
すべてのホストからのクエリを受け付ける
(9)
ゾーン情報の転送を許可するホストをIPアドレスで指定

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