服:次に、“/etc/named.conf”内で指定した実際のゾーンデータベースファイルを作成します。

(1) $TTL |
キャッシュの有効期限で、このゾーンのレコードが他のDNSサーバでキャッシュされたときの寿命を指定。単位は秒。 |
(2) SOA |
ゾーンデータベースの最初に記述するレコード。ただし、(1)のみ、ファイルの先頭に記述する。レコードの寿命やスレーブサーバによるゾーン転送に関わる設定。 |
(2-1) Serial |
ゾーンデータベースのバージョンを表す。スレーブサーバはこの値を見て前回よりも大きければ、ゾーン転送を開始するため、更新する度により大きな数字にする。 |
(2-2) Refresh |
更新確認の頻度。スレーブサーバーはこの間隔でマスターサーバーにアクセスする。単位は秒。 |
(2-3) Retry |
再試行間隔。スレーブサーバがデータ更新に失敗した際のリトライ時間の間隔を秒で指定。 |
(2-4) Expire |
ゾーン転送ができなかっととき、スレーブサーバが保持しているレコードを無効とするまでの時間。単位は秒。 |
(2-5) Minimum |
ネガティブキャッシュの有効期間。検索に失敗したドメイン名の保持期間。通常は20(1200秒)。 |
(3) A |
ホスト名に対応したIPアドレスを設定。 |
(4) NS |
ゾーンを管理するDNSサーバの一覧。 |
(5) MX |
メールの配送先を指定。 |
(6) CNAME |
別名を設定。 |
