モジラ、「Eudora」オープンソース版をベータ提供

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-09-07 13:03

 Qualcommによる、Mozilla Foundationとのオープンソース版Eudoraへの共同開発着手は、初のベータ版「Eudora 8.0.0b1」のリリースにより、意義ある第一歩を踏み出した。

 Mozillaは、すでにオープンソースの電子メールプログラム「Thunderbird」を提供しているが、リリースサイトの情報では、ブランド力のある姉妹版の「Eudora」は、幾つかの新たな機能を備えている。さらに、拡張機能を提供する「Penelope」によって、EudoraおよびThunderbirdの両方に、新機能が追加される。

 Eudoraは、インターネットのダイヤルアップ時代に人気を博したものの、Microsoft Outlook Expressやウェブメールサービスの台頭で影が薄れてしまった。Qualcommは2006年10月に、従来のEudoraの最後の商用サポート対応版をリリースしたが、すでに現在では、QualcommでEudora開発に携わった6人のプログラマーが、今回のMozillaによるバージョン開発を手がけている。

 ベータ版は、WindowsおよびMac OS X向けに提供されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  2. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  3. ビジネスアプリケーション

    生成AIをビジネスにどう活かす?基礎理解から活用事例までを網羅した実践ガイド

  4. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  5. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]