9月18日(米国時間)、ボストンで開催されたEmbedded Systems Conferenceにおいて、米Microsoftは組み込み機器向けフレームワーク「Microsoft .NET Micro Framework 2.0」のService Pack 1(SP1)がリリースされたことを発表した。
SP1によって、署名されていないファームウェアやアプリケーションコードをデバイスにインストールできないようにすることが可能になった。また、ビットマップフォントを生成する新しいツールが提供されたことにより、アプリケーション開発者がインタフェース設計や多言語化をよりきめ細かく行うことが可能になったという。
Microsoftは、SP1の新機能は精密に設計されたものであり、デバイスのソフトウェアを更新する際に必要となる手間の緩和や、製造プロセスの合理化に寄与するとしている。
この発表と同時に、MicrosoftはAtmel、NXP、Adeneoといった複数のパートナー企業が、.NET Micro Frameworkを他の開発プラットフォームに移植し、新製品をリリースすることも発表した。