東大、1176台のiMacを導入予定:仮想化でVista環境も利用可に

冨田秀継(編集部)

2007-10-02 16:04

 東京大学情報基盤センターは10月2日、次期教育用計算機システム(ECCS2008)の概要を発表した。標準端末としてiMacを1176台、UNIXサーバとしてXserveを3台調達する。2008年2月から現端末を順次撤去し、2008年4月からの本運用開始を目指す。

 標準端末として1176台が調達される20インチ iMacは、CPUに2.0GHz Intel Core 2 Duo、メモリを2GB搭載する。OSはMac OS Xだが、今秋のリリースが予想されている次期OS「Leopard」、つまり「Mac OS X 10.5」が導入される予定だ。

 また、Paralells Desktop for Macを搭載することで、Windows Vistaを利用可能にする方針であることも、公開された文書から伺える。

 豪華な構成のコンピュータといえるが、キーボードもHappy Hacking Keyboard Lite2 for Macと手抜かりはないようだ。

 このほか、同センターの発表文には、ソフトウェア、186台調達するCAD端末、ファイルサーバ、メールサーバなどが列記されており、それぞれ現システムとの相違も併記されている。

 教育用計算機システムは、学生や教職員が教育、研究のために利用するコンピュータ、ネットワーク設備。現在、駒場キャンパス 情報教育棟には、ECCSの端末として、約700台のiMacと、約170台のWindows、Linux端末が設置されている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  3. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]