IIJ-Tech、自社サービスの環境整備でエッジ-コア-エッジ型SANを構築

田中好伸(編集部) 2007年10月12日 20時36分

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 アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)はこのほど、提供するサービス「インテグレーション&ビジネス・プラットフォーム・サービス(IBPS)」のデータマネジメントサービスの環境整備として、ビル間やフロア間にまたがるエッジ-コア-エッジ型(3 Tierコアエッジ)SANを構築している。SAN構築では、ブロケード コミュニケーションズ システムズのファイバチャネル・ダイレクタ(大規模のSANスイッチ)を採用している。

 IBPSは、ネットワークやサーバ、ストレージなどのインフラを企業向けにサービスとして提供するというもの。IIJ-Techは2003年に、IBPSのストレージサービスの大規模な更新を行うときに、エッジスイッチに接続された顧客用サーバとストレージ間のトラフィックをコアスイッチで一元管理するコア-エッジ型SANを構築してネットワークの拡張を図っている。

 その後で、顧客数やシステム規模の急速な拡大につれ、データセンターを構成する複数のビル間やフロア間を結ぶ、新たな接続が必要となっていた。そこで、ビル、フロア間の接続を最小限に抑え、各ストレージの稼働率を上げてサービスの収益性を高め、将来の拡張にもに対応できる、新しいSAN環境の拡張を行うためにプロジェクトを開始している。

 このプロジェクトが開始した4月当初、SANスイッチだけの構成での拡張が検討されたが、統合管理されているSAN環境が分散管理されることや、管理負荷、サービス提供までの設計や実装の時間が長くかかることなどから、最終的にはダイレクタの利用を決定している。

 ダイレクタを利用し、既存のコア-エッジ型SANを発展させ、異なるビルやフロアに分散している異なる種類のストレージをエッジスイッチで接続し、コアスイッチですべてのトラフィックを統合管理するエッジ-コア-エッジ型SANを構築することを決定している。

 ダイレクタの選定では、ブロケード以外の製品も検討していたが、すでに「Brocade 12000ダイレクタ」の運用実績があり、既存ファブリックとの相互接続性に問題がないことなどから、「Brocade 48000ダイレクタ」に決定している。

 IIJ-Techでは、今回のSAN環境拡張で、システム増加に伴う管理負荷、管理コスト上昇に対応するために、既存環境以上の集約・統合を実現し、システム運用性、稼動率を高めながら、顧客に対してより低コストで、より信頼性、柔軟性の高いストレージサービスを提供できるようになったとしている。

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