JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月19日、ウェブメールソフト「RoundCube Webmail」にクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が確認されたとして関連情報を公開した。この脆弱性は、RoundCube Webmailのリリース0.1-alphaから0.1-RC1までのバージョンが影響を受ける。
RoundCube Webmailは、RoundCubeプロジェクトが提供するオープンソースのウェブメール。該当するバージョンには、悪意あるページを閲覧することでメールの件名などの一部情報が漏洩する問題がある。
この問題によって、利用者のRoundCube Webmailのメールの件名などの一部情報を入手され、悪用される可能性がある。なお、最新版のRoundCube Webmailではこの問題が解消されており、JPCERT/CCとRoundCubeプロジェクトでは、最新版のプログラムにアップデートするよう呼びかけている。