Web 2.0軍団はみな、大事なのはウェブベースのオフィススイートまたはサービスであると考えているようだが、それでもなおMicrosoftやその他のクライアントベースの生産性ソフトウェアには、まだかなりの元気が残っている。
Microsotに関しては、Mac Busines Unitが先週「Office 2008 for Mac」を製造行程向けにリリースした。
このOffice for Macの2008年版のリリースは、「Leopard」の利点を活かすように最適化されている。MicrosoftのMac Mojoブログでは以下のように述べている :
「われわれは「Office 2004」が「Mac OS X 10.2」の上で動作するように公開されて以来登場してきた「Mac OS X」の新技術の利点を活かすべく、いくつかの重大な構造的変更をこの(Office 2008 for Mac)製品に加えた。これらの変更を通して、AppleにMac Office 2008の種を与え、同社が独自のテストを実施できるようにした。・・・われわれはこの種まき時期を利用して、Mac Office 2008が「Leopard」に「ぴったり似合う」ように(Leopardの新しいユーザーインターフェースのテーマを拝借した)、「Time Machine」「Spaces」「WebKit 3」「AppleScript」(たしかにAppleScript自体は新しくないが、Appleはボンネット内でいくつか大きな変更を加えている)といった新たなAppleの技術に適合できるようにし、また同OSのさまざまな細かい変更についても協力するよう確保するつもりである」
他方でABM(Anything But Microsoft)については、Sunが「OpenOffice」の有料サポートサービスを提供し始める予定である。PC Worldによると、Sunのサポートプランは、「OpenOffice.org」を供給する企業に対し提供され、直接エンドユーザーには提供されない。料金はユーザーひとりあたり年間20ドルからと設定されている。
今までSunは「StarOffice」しかサポートしていなかった。StarOfficeはOpenOfficeのコードベースに基づいているが、同一のものではない。新しいサポートサービス米国時間12月17日に発表の予定だが、Sunは本サービスでは OpenOfficeの補償は提供しない。
Sunのサポートプランは、MicrosoftとNovellとの技術提携が「SUSE Linux」を後押ししたのと同様の影響を及ぼすだろうか?筆者は疑問に思う。読者はどう考えるか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ