フォトレポート：グーグルのワシントンD.C.新社屋--環境に優しい設計 - 9/12

文：CNET News.com Staff 翻訳校正：藤原聡美、大熊あつ子、吉武稔夫

2008-01-22 15:29

　2007年12月、ワシントンD.C.で働くGoogleの従業員約20人が、街の中心部をほんの数ブロック移動して、ロビー団体の事務所が立ち並ぶKストリートからほど近い、ニューヨークアベニュー1101番地に完成したガラス張りのオフィスビルのワンフロアにある、面積2万7000平方フィート（約2500平方m）の新オフィスへと引っ越した（写真は建物のエントランスを写したもの）。2007年に完成したこの建物は、米国グリーンビルディング協会（USGBC）から環境に優しい建築として認定を受けた（水を流さないトイレ、雨水を溜めておける屋根、高効率の冷暖房システムなどを備えている）。オフィスビルのテナントには、Googleのほかに、法律事務所や、世界的に有名な会計会社Ernst & Youngの支店も入っている。

　Googleが用意した説明書によると、このワシントンオフィスでは8つの会議室に、この首都の「ユニークな政治的特徴を反映した」名前が付いているという。はっきり言ってしまえば、ちょっとしたお遊びだ。写真の会議室は、見ての通り「The Secret Undisclosed Location」（機密区域）となっている。そのほかには、「Situation Room」（戦況報告室）や「Treaty Room」（条約の間）、「Smoke-Filled Room」（秘密会議室）、「The Oval」（大統領執務室）などがある。娯楽室は「Camp David」（大統領専用別荘）だ。

提供：Anne Broache/CNET News.com