もはや未来ではない64ビット版Windows Server、導入前の注意点をおさらいしよう - (page 2)

文:Rick Vanover 翻訳校正:吉井美有

2008-02-05 08:00

#5:Windowsの64ビットコンピューティングは必須ではない

 一般的に言って、Windowsの64ビットコンピューティングは必須ではない。しかし、現行のサーバハードウェアが64ビットプロセッシングをサポートしている場合には、32ビットモードよりも高いパフォーマンスが発揮できる。「Exchange Server 2007」などMicrosoftの一部のソリューションについては、64ビット版のみが提供されている。高性能のCPUが要求されるシステムには64ビット版のOSを使用するべきである。

#6:インストールするエディションの選択には要注意

 Windowsの64ビット版は32ビット版とは異なったエディション構成となっており、販売店で購入する場合にはエディション選択でそれほど悩むことはない。しかし、オンライン配布メカニズムが利用可能なMicrosoft Volume Licensing Services(MVLS)にアクセスする場合には、適切なOSのエディションを選択するよう注意しよう。最もよく利用されているサーバのエディションである「Windows Server 2003 Standard」と「Windows Server Enterprise 2003 R2」はデフォルトの選択肢として表示されるようになっている。OSの選択肢すべてを表示させるには、ツリーを開けばよい(図A)。

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 エディションをダウンロードする際には、32ビット版か64ビット版かを指定する(図B)。

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