GMOホスティング&セキュリティの連結子会社であるグローバルサインは2月15日、国内の認証局としては初めてとなる複数年対応コードサイニング証明書の提供を18日より開始すると発表した。
コードサイニング証明書とは、ソフトウェアにデジタル署名を行う電子署名用の証明書のこと。ソフトウェアが配布元から正規にリリースされ、流通の途中で第三者によって改ざんされていないことを検証することができる。
これまで、国内の認証局から提供されるコードサイニング証明書の有効期間は1年のもののみで、複数年有効の証明書は提供されていなかった。
グローバルサインでは、有効期間の長い証明書を求めるユーザーの要望に応え、今回、同社の提供する3バージョンのコードサイニング証明書すべてにおいて、2年および3年有効の証明書を発売する。価格は2年有効の証明書が11万3400円、3年有効が16万3800円となっている。
なお、今回の複数年対応コードサイニング証明書の発売に合わせ、他社のコードサイニング証明書を利用中のユーザーを対象に割引販売を行う「乗り換えキャンペーン」を5月31日まで実施するとしている。