「非常に近いうちに」ヤフーについて発表--マイクロソフトCEOが発言

文:Jim Kerstetter(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年05月02日 11時19分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は、Yahooの価値を適確に把握しており、その価値を超える額は一切支払うつもりはない発言したと、Silicon Alley Insiderが米国時間5月1日に報じている。

 Silicon Alley Insiderによると、Ballmer氏は1日、タウンホールカンファレンスでMicrosoftの従業員に話し、「非常に近いうちに」Yahooに関する発表をすると述べたという。Ballmer氏は同時に「今日は、何も発表することがない」と述べており、(「非常に近いうちに」という)発言の意味は明らかでない。

 Ballmer氏は、Yahooに対する評価額についても明言を避けたものの、コメントからはYahooとの交渉が現在も続いていることが読みとれた。Yahooに関する話題は、質疑応答のセッションで持ち上がり、Ballmer氏は以前と同様の3つの選択肢を示した。その選択肢とは友好的に契約する、敵対的に買収する、手を引くの3つだ。

 同氏はまた従業員たちに対し、MicrosoftがYahooを必要としている理由について、オンライン市場で規模の拡大を図るためであると説明した。「(Yahooは)規模の拡大に寄与する。広告主が増え、検索件数も上昇する。これは戦略を取得するためのものではなく、戦略の一環として行っているものだ。一定の額までの範囲なら、買収金額を支払うつもりだ。そのレベルを超えた場合は、支払うつもりはない」というBallmer氏の発言が、Silicon Alley Insiderには記載されている。

 興味深いのは、Ballmer氏はGoogleに追いつこうとするMicrosoftが、世間から負け犬と見なされていると信じていそうな点だ。これについてBallmer氏は「世界はわれわれを応援している」と発言している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化