何度か取り上げているソーシャル・レンディング。その最大手の1つであるProsperが、米国でいよいよテレビ広告を打つのだと言う。通常の金融機関であれば、テレビからネットへと展開したが、Web2.0企業はネットからテレビへと進出?するのである。
Prosperも苦労した
日本においては、ソーシャル・レンディングというWebで借り手と貸し手を繋ぐビジネスは立ち上がっていない。ZOPAの日本進出の話はあるが、一方で、出資法など制度的な壁が議論されることが多く、論調は消極的である。では、米国においてProsperが順風満帆でここまで成長したのかと言うとそうでもない。
BusinessWeekの記事によれば、Prosperがここへ至るまでの道のりは、規制との戦いの連続であった。競合のLending Clubは、まさにそのために新規会員の登録を受け付けていない。