Microsoftはまだ「Office 14」のパブリックテストビルドをリリースしていないが、2009年のリリースに向けて前進しており、これは「Office 2009」と名付けられることになりそうだ。
Microsoftはその計画をプレスリリースでは発表していない。実際に同社はOfficeファミリーの次期バージョンが出荷される期日の提示をかたくなに拒んでいる。しかし、これまでに得たいくつかのリーク情報から、目標とされる日程は2009年であることが示されている。
Office 14の予定出荷日に関する最新の情報は、CodePlexサイトでのMicrosoftのPodcast for SharePoint(PKS)に関するQ&Aから得られたものである。そのQ&Aからは以下の通りだ(筆者がこれを投稿した後まもなくMicrosoftはこのQ&Aを編集すると予想している。そして2009年に関する言及を取り除くだろう):
Q:PKSのどの機能が「SharePoint 2009」の一部として含まれるか?
A:SharePoint 2009の機能一式はまだ公表されていない。動画ストレージ層が改善されることはわかっている。
Q:タギングは将来的にSharePointの機能となる――この将来の機能はここで開発されたカスタム版とどのようにして互換性をもつのか?
A:現時点ではそれに対する回答は不明だが、SharePoint 2009の最初のパブリックリリースが提供されるときにはもっとわかってくるだろう。
Office 14のプライベートビルドがMicrosoft社外の顧客やパートナーの間で出回っているという話を最近聞いた。Officeチームは伝統的に、コードを懐に隠しておき、機能一式が確定するまではパブリックベータをリリースしない。
この日程を裏付ける最新情報により、MicrosoftがWindows 7とOffice 14を2009年後期に相前後してローンチしようとするだろうかと考えさせられた。筆者はこの2製品が次のラウンドでは別々にローンチされるかもしれないと聞いていた。しかしもし両製品とも結局は2009年に出荷する準備ができたとすれば、何とも言えない。
MicrosoftはOffice 14とWindows 7を一緒に出荷すべきだと思うか?これらの製品のリリースのタイミングは読者の配備計画に影響を与えるか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ