MS、電子メールを重要度で分類するツール「E-mail Prioritizer」を発表

文:Josh Lowensohn(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年08月20日 17時06分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoftは、「E-mail Prioritizer」と呼ばれる新ツールをMicrosoft Office Labsで発表した。このツールは、受信トレイ内にある電子メールの重要度を判断して分類するだけでなく、Exchangeサーバの電子メールで溢れかえる状況を回避したい場合に使える「一時停止機能」も備えている。

 同ツールを利用するにはOutlookの最新版「Outlook 2007」が必要で、現時点ではPCでしか利用できない。同ツールをインストールすると、ツールバーに新たなメニュー項目が追加される。この機能を使用すると、一定時間、あるいは会議の予定に合わせて「Do Not Disturb(電子メールの受信禁止)」モードに切り替えられる。ユーザーが再び席に戻ったり、あるいはタイマーで設定した時間になると、同ツールは同期を開始して新着電子メールの受信する。

 残念ながら、このツールはExchangeサーバにこうした機能オプションを付けるまでのクライアント側の応急措置にすぎない。たしかにサーバ管理者であればユーザーのアカウントを一時停止できるが、ユーザー自身はできない。このツールは、単にOutlookで電子メールを受信しないようにするだけなので、仮に携帯電話でプッシュメールを受信するように設定していれば、携帯電話はすべての電子メールを受信する。

「離席」モードをドロップダウンメニューから設定することができる。このメニューはまた、格付けされた電子メールをソートすることもできる。

 しかし、このツールは格付け機能の方がはるかに興味深い。この機能は、受信トレイ内の電子メールを0〜3個の星の数で評価するというもの。例えば、自分だけに送られた電子メールや上司からの電子メールには3つの星が与えられ、逆に自分の電子メールアドレスがカーボンコピー(CC)に入っている電子メールや、自分のアドレスが多くの送信先の1つである電子メールの格付けは低くなる。

 私の場合、受信トレイにはおよそ450通の電子メールが保存されていたが、およそ1分間で格付けが終了した。この機能を最大限に利用するには、Microsoftのシステムから自分が学んだり、逆にシステムに教え込むというプロセスを経なければならない。1、2週間かけて受信トレイ自体のスキルをアップさせれば、これは便利な機能なるかもしれない。

最初は上手く機能しないかもしれないが、ルールを調整することができる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化