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目指すはクリーンな社内政治--成功のための5つのステップ - (page 5)

文:Kelly Pate Dwyer(Special to BNET) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-04-17 11:56

ステップ5 仲間達を助ける

ゴール:敬意を集め、その代わり助けを得る

 あなたは、アドバイスや助力、窮地から救ってくれる人を必要とする。他の人を手助けすれば、相手も同じことを返してくれるだろう。他の人を助けることは、おそらくあなたの職務に含まれているはずだ。政治的な便益が生じるのは、相手が求める前に助けた場合だ。あなたが演じることのできる役割にはいくつかある。

 同盟者:DePhillips氏は、プレゼンテーションで失敗した同僚を助けたことで、重要な仕事上の仲間を得たという。DePhillips氏は、ミーティングの後でその同僚にアプローチし、自尊心を傷つけずに助けようとした。「重要なのは、個人攻撃にならないようにすることだった」という。その同僚は頻繁にプレゼンテーションをしていたため、DePhillips氏は彼女が知っていたコンサルタントにプレゼンテーションの準備を助けてもらうことを勧めた。彼のプレゼンテーションはかなり改善され、彼はDePhillips氏の仕事場での最高の同盟者になった。「あなたが信頼できるということを示せば、緊密な人間関係を築くことができる」とDePhillips氏は述べている。

 フィクサー:ビジネスコラムニストのPenelope Trunk氏は、彼女がカリフォルニア州のソフトウェア企業で、オンラインマーケティングマネージャから、バイスプレジデントになった時のことを話してくれた。その昇進に相応しいことを証明するため、彼女は技術サービス部門の運用を徹底的に点検することを申し出た。その部門の責任者がそれを行いたくないのを知った上でのことだった。スタッフが部外者からの干渉に抵抗することを心配して、Trunk氏は一人ひとりの従業員に、どうしたら彼女がその従業員の業務を改善できるかを問いかけ、「あなたのゴールを達成するのを助けたら、あなたは私を支持してくれるか」と聞いた。ある女性はマネジメントをしたいと思っており、Trunk氏は彼女にマネジメント技術の訓練をした。別のスタッフは、娘との時間を増やしたいと思っていた。Trunk氏は彼の仕事の一部を例に取り、効率的に仕事を進める方法を教えた。そのかわり、彼らは彼女を後押しした。総点検は成功し、Trunk氏はバイスプレジデントに昇進した。「頭のいい人が昇進するわけではない。もっとも重要な人たちを助ける人が昇進するのだ」と彼女は言う。

 メンター:スタッフを助けることは、あなたのゴールに対する支援を得るためだけでなく、あなたを印象づけるためにも重要だ。企業リーダーは、人気があり、人々を動かすことのできるマネージャを欲しがっている。オンラインかばん小売会社eBagsの創立者兼CEOのJon Nordmark氏は、同社のマーケティング担当役員の1人には、この方法がよい結果をもたらしたと話す。この人物は、従業員の机のところで隣に座り、彼らのプロジェクトを助け、その成功を認めて賞賛した。Nordmark氏は彼女の上司が退職した際、この女性とハーバード大学のMBAを持つ別の男性のどちらかを選んで昇進させなくてはならなくなった。「われわれは、チームが味方につくだろうと感じた人を選んだ」とNordmark氏は言う。「つまり、自分の部下を助けた女性だ」

 顧客の友人:ビジネスコンサルタントであり、まもなく出版される「Talent IQ: Make or Break Strategies for Winning the Talent Wars」の著者でもあるEmmet Murphy氏は、大組織では特にそうだが、人々は大きなプロセスの一部分に囚われてしまいがちだと話す。各部門は大局を見失い、すべきことをしなくなることがある。Murphy氏は、このような状況を打開する方法は、「顧客のために働く」ことだという。意見が食い違う2つのチーム、または2人の従業員の間を仲裁しなくてはならなくなったら、顧客のためには何がベストかということを判断の基準にし、その理由を両者に説明するのがよい。これによって、彼らに本来進むべき方向を穏やかな形で示すことができる。

問題の本質

ゴシップを役立てる

 中傷はよくないことだというのは誰もが知っている。倫理的な問題があるだけでなく、ゴシップを広げることで、あなたの職や評判も脅かされる。しかし、ゴシップがいつも悪いものというわけではない。特に、耳にしたことを広げるのではなく、それに対して行動を起こすのであればだ。その情報を誰かを助けるために使えば、あなたにもいいことが返ってくるだろう。これは、戦略的ゴシップと呼ばれるものだ。以下では2つの例を挙げる。

 うわさの内容:明日の朝のミーティングで、あなたの上司は非常に望ましい新プロジェクトにITスタッフを1人割り当てる。

 取るべき行動:ランチの時に、IT部門で評判のいい同僚から、忙しいので明日のミーティングを休もうと思っていると聞いたら、「とにかく出席した方がいい」と告げる。

 うわさの内容:素晴らしい従業員が、転職先を探している。

 取るべき行動:うわさについては触れずにこの従業員に会い、彼が自分の会社に求めるチャンスや責任、給与などを尋ねる。そして、例えば昇級や昇進のために何が必要かを話し、そのための手助けをすると申し出る。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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