社内政治を成功させるために--効果的な7つの振る舞い

文:Kelly Pate Dwyer(Special to BNET) 翻訳校正:石橋啓一郎 2009年05月01日 08時00分

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 あらゆる社内政治は、1つの単純なコンセプトに集約される。あなたのゴールにたどり着くために、最大の助け(あるいは最大の妨げ)になるのは、他の人だということだ。他の人たちと友人になり、影響力を及ぼすためには、どうしたらいいだろうか。協力関係を構築し、あなたのアイデアを売り、問題を解決するための効果的な手段とは?それらの手段にはリスクも伴うため、実際に使う際には注意が必要だ。この記事では、会社の役員や経営コンサルタントからのアドバイスを得て、社内政治で取るべき振る舞いや作戦のベスト7のリストを作成し、それらがどのようなときに効果的であり、どんなことに注意すべきかについて説明した。

功績を分かち合う

 住宅建設産業向けにSaaSソリューションを提供するHomeSphereの最高執行責任者(COO)Glenn Renner氏は、手柄を分かち合うべきだと述べている。それによって、上の立場の人たちからも、下の立場の人たちからも敬意を勝ち取りつつ、あなたの功績をそつなく宣伝することができる。「あなたが『われわれ』という面を強調できるのであれば、そうすべきだ」とRenner氏は言う。そのニュースを電子メールや社内報を通じて広げ、あなたがもっとも印象づけたいと思っている同僚に個人的に話をしよう。

 注意事項:あまり、やりすぎないように。嫌な人間に見られてしまう可能性がある。また、チームが失敗したら、その責任は1人で負う方がいい。責任転嫁は狭量に見える。

 最適な場面:チームプロジェクト。特に、多くの仕事が必要だった場合や、障害を乗り越えた場合。

相談

 同僚をコーヒーか昼食に誘うといい。一般に、オフィスから離れると人は心が軽くなるものであり、少しの会話が関係を育てる。まずは、休みの日に何をしたか、子どもは学校でどうしているかなど、楽しい話題についてたずねよう。「相手が私の家族や経歴についてたずねてくれば、私もそれに倣う」と、長い間人事担当役員を務めているSusan DePhillips氏は言う。「もしあまり個人的なことをたずねてこないようであれば、私もあまり踏み込まないようにする」

 その後、仕事の話に移ろう。相手はどんな仕事を手がけていて、それはうまくいっているのか?砕けた会話は、あなたが抱えている仕事上の問題や、あなたのアイデアについて、オープンに話すために必要な、親密な関係を作り上げる。あなたの仕事の話題に沿って、さりげなく最近の自分の業績について売り込むのもいいだろう。

 注意事項:あなたの同僚は休憩時間を割いているのであり、相手があなたを助けようと積極的に言ってくれるのでないかぎり、議論は軽いものに止めておくべきだ。相手に助力や意見を求めるのであれば、前もってそう言っておき、昼食をおごって理由を説明しよう。その昼食が、あなたの問題を解決するためのもので、友人関係を作るためのものでないと分かってしまえば、相手はだまされたと感じるかも知れない。

 最適な場面:人間関係を作りたい場合や、重要な問題にくつろいだ環境で取り組みたい場合。

決定的な場面での活躍

 あなたの会社のもっとも重要な問題や取り組みに飛び込み、あなたの時間とエネルギーをたっぷり使う。もし成功すれば、あなたに課された他の15の仕事は、最高経営責任者(CEO)にとってはあまり重要なものではなくなるだろう。あなたがビジョンを持っており、行動する人間だということを示そう。

 注意事項:これを行うのであれば、あなたの貢献が、会社にとって大きな成果を生むという自信がなくてはならない。そうでなければ、あなたは多くの責任を背負い込む、とんでもない見かけ倒しの人間になってしまうだろう。

 最適な場面:その問題や取り組みが極めて重要で、時間が限られており、あなたの周りの人材がどうしたらいいか決断できない、あるいは決断しようとしないとき。

心理を逆手に取る

 心理を逆手にとる。例えば、あなたの会社の他のオフィスでは、顧客への対応時間を短くするために新しいソフトウェアを導入していたとする。そして、あなたのオフィスのチームはそれに抵抗している。経営コンサルタントのDan Coughlin氏によれば、こういう場合には、無理押しするよりも、引いてみた方がいいと話す。「あなたが『このソフトウェアは5つのオフィスではうまくいっているが、どこにでも合うとは限らない。このグループは、準備ができていないかも知れない』と言えば、相手は『私には合わないということがあるだろうか』と考える」

 「これによって、相手のエネルギーの矛先を変えることができる」と、Coughlin氏は言う。「これで、その人たちはアイデアを実現するという課題に取り組むようになる」

 注意事項:選択肢を与えれば、相手が「ノー」を選ぶリスクを冒すことになる。

 最適な場面:問題の従業員やチームが、あなたが支持するアイデアに、すでに抵抗を示している場合。

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