アドビがマイクロソフトの月例パッチ日に相乗り

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-06-08 10:46

 AdobeがAdobe ReaderとAcrobatの製品ラインに対して年4回提供されるパッチの1回目が、マイクロソフトが一連のセキュリティアップデートを配信する予定の日と同じ、米国時間6月9日に行われる。

 以前発表されたとおり、Adobeは米国時間6月9日、Windows用とMac用のAdobe ReaderとAcrobatのバージョン7.x、8.x、9.xに対する、セキュリティアップデートを配信する。

 (参照:Adobe plans quarterly Patch Day for Reader/Acrobat fixes

 AdobeのPSIRTチームは、次のように発表している。

 Adobeはこれを緊急のアップデートだと考えており、ユーザーに対し、インストールされている製品へのこのアップデートの適用に備えることを推奨する。アップデートをダウンロードする場所に関する詳細は、6月9日にAdobeのセキュリティ情報とアドバイザリのサポートページに掲載される。

 UNIXプラットフォームのセキュリティアップデートに関する詳細は、提供できるようになった時に通知される予定となっている。

 この年4回行われるパッチスケジュールには、Adobe Flash Player、Adobe Airなど、他のソフトウェア製品に対するパッチは含まれていない。

 Adobeは、コードの強化とセキュリティインシデント対応プロセスの改善にも取り組んでいる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]