#6:Notes
この小さなウィジェットに説明は要らないだろう。いったんデスクトップ上に配置すれば、簡単にノート(付箋)を追加することができるようになるのである。Notesは、さまざまな色を使ったり、フォントの変更を行えるだけではなく、スペルチェッカーを使うこともできるのだ。Notesには、ノートをコピーしてOpenOfficeへとペーストした際、単なるテキストとしてではなく、ノートとしてペーストされるという、ちょっと便利な機能も搭載されている。なお、コピー/ペーストは双方向で行える。
#7:Color Picker
デザイン関係の作業をしたことがあれば、特定の色を表現した値を即座に知るということの重要性を知っているはずだろう。この便利なウィジェットを用いることで、デスクトップ上の任意の点(それが壁紙であるか、パネルであるか、ウィジェットであるか、実行中のアプリケーション内の色であるかにかかわらず)を指定すると、その色の16進値、すなわちRGB値が即座に判るのである。また、このウィジェットは、あなたが調べた色の履歴を管理しているため、前に調べた色の値がすぐに判るようにもなっているのである。
#8:Plasmoid Spellcheck
あなたも私のように、こまめにスペルチェックを行っているというのであれば、単語のチェックを行うためにスペルチェッカーを搭載したアプリケーションを起動するなんてことはしたくないはずだ。スペルチェックを行う時のために、専用のKDE 4ウィジェットが用意されている。このウィジェットをデスクトップ上に置いておくことで、キーボードから入力したテキストや、クリップボードの中身に対するスペルチェックが可能になる。いずれにしても、OpenOffice.orgを起動するよりもずっと簡単にスペルチェックを行えるようになるのだ。