エジプト カイロにて開催中の学生技術コンテスト「Imagine Cup 2009」の2日目となる7月4日、ソフトウェアデザイン部門、組み込み開発部門、ゲーム開発部門の第一次審査の結果が発表された。
一次審査を通過したのは、ソフトウェアデザイン部門が台湾、チェコ、フランス、ポーランド、スリランカ、コロンビア、メキシコ、ルーマニア、イギリス、スペイン、ロシア、ブラジル、組み込み開発部門がウクライナ、スリランカ、韓国、中国、メキシコ、イギリス、カナダ、台湾、トルコ、ブラジル、アメリカ合衆国、エジプトの各12チーム。
日本からは、2年連続で世界大会に挑んだ同志社大学を中心としたチームNISLab++が再びソフトウェアデザイン部門に、また高等専門学校生として日本から初めて世界大会に進出した東京工業高等専門学校のチームCLFSが組み込み開発部門に挑戦したが、残念ながら一次審査通過には至らなかった。
一方、写真部門には、武蔵野美術大学の寺田志織氏が世界大会に参加している。同部門では、寺田氏を含む最終戦に残った6チームが4日正午から36時間をかけての戦いに挑んでいる最中だ。 4日正午に発表された写真部門のテーマは、「カイロの万華鏡--テクノロジと向かい合う古代文化」で、36時間以内にテーマに沿った写真を撮影し、ストーリーを構成していく。
写真部門の世界大会に日本人が出場するのは今回が初めて。寺田氏は「日本代表にふさわしい写真を撮り、入賞を目指したい」と述べた。