#9:終わっているはずの会議をだらだらと長続きさせない
議題のあるなしにかかわらず、会議というものはだらだらと続きがちである。参加者が泥沼から抜け出せない状態になったり、主催者が自らの役割を忘れるということも起こり得る。そして、有益な進展が望めないにもかかわらず、虎の尾を踏むことを恐れ、皆が何もできない状態に陥ってしまうのだ。
上記1番の項目を実行しているのであれば、10語以内で表現された会議の目的を知っているはずである。会議の主催者に目的が達成できたかどうかを尋ねてみてほしい。答えがノーであれば、達成できるよう手を差し伸べるべきだろう。答えがイエスの場合には、情けをかけ、参加者全員が頭に血を上らせる前に会議を終了させるべきである。
情けは、このケースにおいては少なくとも、時間管理というものがもたらす最大の贈り物となるのである。
#10:会議の後で質問する
会議では、見識が広く、活動的な人々が1カ所に集まり、あらかじめ決められた一連の話題について話し合うことになる。参加者のなかに、あなたの質問に答えられる人がいるというのであれば、会議の前にそれらをリストに書き出しておくべきである。そして、会議後の雑談時にそのリストを出し、お目当ての人に質問するのである。
会議とは直接関係のない質問であっても、会議後の雑談時に行うようにすれば、会議そのものを混乱させなくても済むのだ。
ただ漫然と会議に参加するのではなく、こういったティップスを実践し、会議に参加するようにしてほしい。会議に積極的に参加することで、会議中のストレスを軽減できるはずである。また、会議中の出来事も少しはコントロールできるようになるはずである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ