SAPとLinkedInは8月13日(米国時間)、SAPのパートナー企業の求人を共同で支援すると発表した。
両社は、従業員1000人以下のパートナー企業に対し、SAPのパートナーとしての人材ニーズに合わせて作られた「LinkedIn Recruiter Basic Starter Package」を提供する。
このパッケージには、オンライン求人ソリューションの「LinkedIn Recruiter」や「LinkedIn Jobs Network」が含まれている。LinkedIn Recruiterでは、LinkedInユーザーの中から特定の基準を満たした候補者が検索でき、LinkedIn Jobs Networkは求人情報を掲載できるサービスだ。
「求職中の候補者のみならず、数多くのユーザーの中から候補者を探すことができるのはもちろん、カスタム検索でSAPのパートナーのニーズに最適な人材が探し出せる。ユーザーに直接コンタクトすることも可能だ。他社の求人サービスを利用するためのコストも削減できる」(両社)
このサービスは、SAPの世界中のパートナーに対して提供される。
なお、SAPの投資部門であるSAP Venturesは、2008年10月にLinkedInに投資し戦略的関係を拡大すると発表しており、今回の協業はこの発表に基づくものとなる。