EMC、サーバ統合を支援する接続オプションとストレージ管理ソフトを発表 - (page 3)

日高彰

2009-09-03 18:14

レプリケーションツール「RecoverPoint」も仮想化対応

 このほか、レプリケーションツールの「RecoverPoint」も仮想化に対応し、適切にデータが保護されていないボリュームに仮想マシンが移行してしまったり、通信回線の障害等で正しくレプリケーションが行われなかったりした場合、問題の発生を仮想マシン単位で知ることができるようになった。

 また、リカバリツール「Replication Manager」でも、ボリュームレベルだけでなく仮想マシンのイメージレベルでのリカバリが可能となり、復旧時間の短縮を実現した。

データ保護状態を仮想マシン単位で管理できるので、仮想化環境における障害対応の徹底が図れる(画像をクリックすると拡大します) データ保護状態を仮想マシン単位で管理できるので、仮想化環境における障害対応の徹底が図れる(画像をクリックすると拡大します)
EMCジャパン執行役員 マーケティング本部長の高橋俊之氏 EMCジャパン執行役員 マーケティング本部長の高橋俊之氏

 EMCジャパン執行役員でマーケティング本部長の高橋俊之氏は、「仮想化環境では物理環境と仮想環境を関連づけて運用管理やリソース配分を行うことが必要だが、人海戦術的なやり方では立ち行かなくなることは目に見えている。そのボリュームがバックアップされているかといったことも、従来以上に気を遣って管理しないと抜けが出てしまう可能性をはらんでいる。管理の効率化を図るとともに、障害とミスを減らし、仮に障害が起きたときにも迅速に復旧することが必要だ」と話し、仮想化環境における管理性は従来の環境以上に重要になると強調した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]