東芝ソリューションは9月8日、日本オラクルの「JD Edwards EnterpriseOne」を販売ラインナップに加え、製造業向けERP事業を拡大すると発表した。
同社では、製造業がグローバル対応とグループ経営力の強化を目的として基幹系システムを統合集約し、生産、販売、会計に関わる情報の可視化を求める動きが増えていると認識。この領域で日本オラクルのJD Edwards EnterpriseOneを提供することで、顧客の課題解決に向けたソリューションを提案していきたい考えだ。
また、東芝ソリューション独自の付加価値も提供する。具体的には、東芝グループでの経験とノウハウを元に、製造業で標準的なモデルをテンプレート化した「東芝ソリューションテンプレート」を提供する。同テンプレートには、グローバル会計テンプレートと受注組立型(ATO)製造テンプレートを用意するほか、同社が独自開発したアドオン機能も順次商品化する。
導入にあたっては、東芝情報システム、イー・ビー・ソリューションズ、東芝ソリューションのプラットフォームソリューション事業部および製造ソリューション事業部が連携。ERPシステムの計画から導入、運用、定着までを支援する。